【合格体験記】応用情報に合格するために使った勉強時間・より合格に近づくための改善点

IT系

令和3年10月に応用情報技術者試験を受験し、先日ようやくその結果が返ってきました。

その結果は….

ということで、午前70%、午後65%で無事合格することができました!

午後に関してはかなりギリギリな感じもありますが、満点でもギリギリでも合格は同じ合格で、次に繋がる結果になったと思うので、一安心しているところです。

そして、今回は受験してからの記憶が新しいうちに、応用情報の受験にかけた時間や、実際に受けてみてもっとどういう勉強をしておけばよかったかということを振り返っていこうと思います。今後応用情報を受験される方は参考にしていただけると嬉しいです!

1:試験までに使った勉強時間

まずは、どれくらいの勉強時間を使ったのかというところから振り返っていこうと思います。

私が応用情報の受験のために使った勉強時間は140-150時間でした。勉強を開始したのは7月の中旬でしたので、約3ヶ月間で140-150時間なので、1日平均で1-2時間ほど勉強した計算になります。

この勉強時間は多いのか、少ないのか、ということが気になるかもしれませんが、他のサイトを調べてみると

基本情報を取得していない人、IT未経験の人・・・500時間以上
基本情報を取得している人、IT経験がある人・・・200時間以上

(参考:https://studying.jp/oyojoho/about-more/self-study.html#:~:text=%E6%AF%8E%E6%97%A52%E6%99%82%E9%96%93%E5%8B%89%E5%BC%B7%E3%81%99%E3%82%8B,%E3%81%AE%E6%9C%9F%E9%96%93%E3%81%8C%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82)

ということで、私は基本情報を今年取得したので、200時間以上の勉強時間が目安のところ140-150時間なので少し少なかったかなという程度です。

ついでに言っておくと、最初から200時間という目安を参考にしたり、日頃の勉強を時間で測ったりはしておらず、3ヶ月の間に大体やることをやったら140-150時間になったという感じです。なので200時間勉強したから合格できる、というわけでもないので、ただ時間を使えば良いというわけではないのは誤解しないようにしてください。

とはいえ、合格することはできましたが、140-150時間では少し少ないかなと感じたのも事実なので、あまりに準備しなさすぎても合格することは難しいと思うので、自然とやらなければいけない勉強をしていたら200時間程度の勉強量は必要になってくるのかな、と感じます。

140-150時間の勉強量でも合格はできましたが、出題される問題によっては危ないかもな、と試験当日も分かった上で受験に臨んだので、万全の状態で試験に挑めたわけではありませんでした。より自信を持った状態で試験本番を迎えられるようにするためには後50時間程度の勉強時間は必要だったかなと思います。

なので、これから受験される人もゆとりを持って受験したい場合は200時間、ギリギリでもとにかく受かりたいんだという場合は140-150時間くらいを一応の基準にして勉強の計画を立ててみてはいかがでしょうか?

2:さらに効率的に勉強するための改善点

それでは次に、私が実際に受験してみて「もうちょっとここを勉強しておきたかった」と思う部分についてお伝えしていこうと思います。

私がもう少し時間をかけて勉強しておきたかったのはズバリ午後の対策です。

もっと具体的なところを知りたかった、と思われるかもしれませんが、恐らく多くの人が私と同じ状況に陥ると思いますので、先にここでお伝えすることで私と同じ状況にはならない人が一人でも多くなれば良いなと思います。

なぜ同じ状況になるのかというと、それは勉強する順番にあります。多くの人は応用情報の午前から勉強を始めると思います。そしてある程度解けそうな自信がついてから午後の対策へと勉強を進めていくのではないかと思います。例にもれなく私もそのうちの一人でしたが、その勉強の順番が間違っているわけではないと思います。

何が問題なのかというと、それは午後の対策を始めるのが億劫になってしまうことです。

それまでに午前の準備をしてきていてある程度解けるようになってきてるけど、まだ完全な自信はない、という状態で、またこれまでに準備を全くしてきていない午後の問題を解き始めるというのにはかなり精神的に負担が大きくなります

そうすると、今は解けるけど完璧ではない午前の方に逃げがちで、どうしても午後の勉強が疎かになってしまいます。そうしてるうちに時間がどんどん過ぎていき、ギリギリになったところで焦って午後の対策をし始めて、満足のいく対策をできない状態で試験本番を迎えることになります。

私は、だらだらやっても午後の対策が間に合わなくなるなと最初から思っていたので、3ヶ月の準備期間を1.5ヶ月ずつに分けて午前と午後の対策を行いましたが、正直なところ午前の対策をしている後半の期間では問題にも慣れ始めて、停滞感がある中で勉強していることが多かったので、今思うと時間の配分を1ヶ月と2ヶ月くらいにして、早めに午前の勉強を切り上げて午後の勉強を始めた方よかったかなと思います。

午後の試験では、必須問題が1問、選択問題が10問の中から4問を選択して回答する必要がありますが、私が準備できたのは、必須回答の問題と選択問題3.5つ分くらいの量で、特に選択問題に関しては過去問を1,2年分解いただけで復習もきっちりできていない状態で、大体内容は把握したけど、全く違う感じの問題が出題されたら解けないだろうな、と思うようなレベルの完成度でした。

そのような状態で受験したため、本番でも他の選択肢と見比べてみて、自分がより解けそうな方を選択すると言った余裕はなく、本番にとにかく自分が選択しようとしている問題にわかりやすい問題が出題されることを祈るばかりの運頼りな受験となってしまいました。

幸い結果としては合格だったのでよかったのですが、もう一度受験するとしたら同じような危ない橋を渡ることはしたくないですし、これから受験される方にももちろんおすすめしません。

どれくらいの準備ができていれば安心かというと、必須問題はもちろんですが、選択問題に自分が選択しようとしている問題4つ分以外にも2つ程予備の選択肢とするために勉強しておければ、試験本番でも落ち着いて試験に臨めると思います。

そんなに準備する時間はない。どうせ選択問題も4つしか解かないのだから、4つを完璧にしておけばそれで済むじゃないか、と思われるかもしれませんが、確かに勉強時間が分散してしまうかもしれませんが、予備で用意しておくことで試験本番の点数を安定させることができると思います。

というのも、応用情報の午後の試験は記述式の試験です(一部選択問題もあります)。それぞれの問題の配点や部分点は与えられるのか、模範回答と似てる回答をしてるけど果たしてそれは正解なのかなど、細かい部分の点数は開示されないため、自分が果たして何点くらい取れているのか予想しづらいのが午後の試験でもあります。

実際私は楽観的に見積もって8割程度、悪くても7割ちょうどくらいかな、と考えていましたが、返ってきた時は6.5割だったので、相当自分の手応えとギャップがあります。(もちろん、私の回答に問題があるので文句はいえませんが..)

そうした何が正解か不正解かわからない状態で点数を安定させるためには、自分がより確信を持って回答できる問題を選ぶべきだと思います。

例えば自分が解こうとあらかじめ用意していた問題が、なんとなく合ってそうだけど確信を持って回答できないものばかりの場合と、予備で準備していた問題では、確実にあってると確信できるものがある一方で、見当もつかない問題がある、というような状態の場合で、なんとなくで回答したものばかりの問題を選択すると、全く点数にならない可能性もあるということに注意しなくてはいけません。

そうした場合、仮に点数を落とす部分は分かっていても、確実に手に入る点数があるということを優先して選択問題を選んだ方が点数は安定すると思います。

なので、そうした採点の不明確さというものが午後の試験にはあるため、リスクを減らすためにも選択問題は4つだけでなく、予備に2つ程準備しておけるとより安心して試験を受けられると思うので、それだけの準備ができるだけの勉強時間を確保することを意識して計画を立て、勉強していくことをおすすめします。

3:まとめ

以上、応用情報に合格するために使った勉強時間と受験してみて気づいた改善点をお伝えしてきました。

ギリギリではありましたが、実際に準備して、受験、そして合格まで至った体験談なので、参考にして頂ける部分は多いのかなと思います。

今後はもっと踏み込んで、選択問題はどういう戦略で何を選ぶべきかなどの具体的な話も記事にしていこうと思いますのでお楽しみに!

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