【落とし穴】資格試験で絶対に参考にしてはいけないあの指標

松本のつぶやき

こんにちは、松本です。2021年に受験する予定だった試験を全て終え、結果も全て出揃ったところで、現在は2022年は何の勉強をするか、何の資格取得を目指すのかを予定を立てているところです。

今回は、今年試験を受ける中で一番意識していたことに関してお話ししていこうと思います。

1:資格試験の勉強の際に一番意識していたこと

皆さんは、普段勉強をしているとき、何を意識して勉強されてるでしょうか。

細かい内容を覚えようとするのはもちろんですが、今のまま準備を進めていって合格できるのか、できないのかという、合格というゴールと現在の自分の位置との距離を意識して勉強されてる人が多いのではないかと思います。

私自身ももちろん、今の自分がどうやったら試験本番で合格に辿り着くことができるだろう、今のままのやり方で辿り着くことがだろうか、ということを何度も考えながら、いろんな角度から勉強の仕方を変えたり試行錯誤しています。

そして、その過程の中で絶対に参考にしてはいけないと考えているものがあります。

それは資格試験の合格率です。

合格率といえば「合格者数/受験者数」で求められる、その試験がどれくらい難易度が高いものかを表す方法としてよく用いられる指標ですね。

資格試験を受験する際にも、この合格率を見て「この試験は難しそう」、「この試験ならギリギリ手が届くのではないか」と考えられている方も少なくないのではないかと思います。

そのような指標をなぜ参考にしてはいけないのでしょうか?

2:合格率では試験の難易度は測れない

合格率は全体の受験者数の合格者数なのだから、受かった人の数を見れば、その試験の難易度が分かりそうな気もします。しかし、本当にその合格率は試験の難易度を表しているのでしょうか?

受験をしにきている人の中には、試験のためにもう勉強した人もいるでしょうし、ただ申し込んでほとんど勉強していなかった人など、受験者の質というのも受験する人によってバラバラです。

私が今年受験した資格試験には25%くらいの合格率の試験もありました。

25%というと、全体の受験者のうち1/4が合格者ということになるので、結構低い合格率なんじゃないかと思います。

けれど、試験の勉強をしたり、実際に受験して合格してみると、わかってないこともまだまだありますし、実力としてはまだ足りないけど合格する点数には届くだろうなと思えるような状態で受験しましたし、結果としても合格することができました。

4人に1人しか合格できないというとすごく難易度が高いように聞こえますが、別に試験に合格するために寝る間も惜しんで勉強したとか、血反吐を吐くほど苦しい思いをして勉強した、ということは一切ありませんでしたし、勉強しても絶対解けない問題が出題されるようなこともありませんでした。

シンプルに言えば、自分のできる範囲で計画を立てて、少しずつ勉強を重ねていっただけです。

何か特別な勉強をしたわけでも能力が元からあるわけでもないし、むしろ自分に足りない部分がまだあまだある状態でも合格率25%の試験にも合格することは可能です。

もちろん勉強したけどギリギリ合格に届かなかった、という人もいると思いますが、不合格になった3/4の人が全員そういうわけではなく、そもそも何の準備もしてない人、明らかに準備が足りてない人などがそうした3/4の大半占めているのではないかなと思います。

なので、何かの資格試験の受験を考えたときに合格率が低いのを見て、今の自分では難しいかな、と受験を先延ばしにするようなことはしなくて良いと思います。

3:自分は自分・他人は他人

資格試験を受けるときに合格率を気にしてはいけない最大の理由は、

他人がどれだけ受かろうが落ちようが自分には関係がない

ということです。

これは、考えて見れば当たり前のことですが、資格試験には定員がありません。

なので、全員合格点を取れば合格率は100%になりますし、全員0点であれば合格率は0%になります。

公認会計士や司法試験のような定員があって他人の点数も気にしなくてはいけない試験であれば話は別ですが、大体の資格試験は自分の点数が合格点以上か否かで合否が決まります。

つまり、自分が合格点以上を取れるか取れないかだけが気にしなくてはいけない問題で、周りの受験者が合格したか否かは一切関係ありません。

なので、どれだけ問題が難しくて周りが解けなくてその試験の合格率が10%とかになっても、自分さえその問題を解ければ関係ないのです。

至極当然のことを言ってるだけですが、私はこのことを意識し始めて以前よりも自分の勉強に集中できるようになりました。

以前は合格率を見て、「合格率20%だったら自分は全体の20%に入れる力があるだろうか」という風なことを考えて勉強してましたが、今は「どんな問題が出てどんな合格率になっても自分が合格しなくては意味がないのだから、どんな問題が出ても合格できるように勉強しよう」と考えるようになり、目の前の勉強に意識を切り替えられるようになりました。

仮にその試験の合否が仕事での昇進に関わっている場合、他人の合否なんて気にするでしょうか?

その回の合格率が低いのを見て、今回は他の人も合格できてないから仕方ない、と思えるでしょうか?

恐らく、何が何でも自分が合格しなくては意味がない、と考えるのではないかと思います。そしてそれは別に仕事の昇進が関わってなくても関係なくて、常にどの試験でも言えることだと思うので、

大事なのは自分が合格するかどうか」ということを意識すれば勉強へ取り組む姿勢も変わってくるのではないかと思います。

4:まとめ

ということで、今回は資格試験を受ける際に参考にしてはいけない合格率について私の考えを書いてみましたがいかがでしたでしょうか?

ついつい合格率を見て、「この試験難しそうだな」と心理的に壁を高くしてしまってる人は、ぜひ一度合格率を無視して勉強に取り組んで、自分の目で本当に自分にとって難しいのかどうか、ということを判断してみることをお勧めします。

私もさらに勉強を進めて難しい試験に挑戦していきますので一緒に勉強していきましょう!

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