【継続できない人】継続=同じことをひたすらに続けることではない

松本のつぶやき

お久しぶりです。Youtubeの動画投稿・ブログ投稿諸々滞りまくっていました。やる気のせいにしてしまえばそれまでですが、自己管理不足が原因だと思います。一旦流れが悪くなると、負の連鎖でどんどん取り組むのが億劫になると言った感覚を経験したことがある人も多いのではないでしょうか。

私も2-3月からまさにそのような感覚でした。まして、忙しくても資格勉強・毎日コツコツ継続、のようなことを大事だと言っている立場もあり、「そう言ってる本人が結局一番できてないではないか」と自分自身で感じ、人にとやかく言える立場ではないなと、発信することが更に億劫になっていくという流れが断ち切れずにいました。

その中でどうやったらまた動き出せるだろうか、なんで続けられないのだろうか等、自分が行動できずに時間を浪費してしまっている理由を色々考えている中で行き着いた一つの考えが、よく起こりがちな飽き・三日坊主と言った現象の根源になっているのではないかと思ったので、今日はそのことについて書いていきます。

何かを成し遂げるには継続は必要

よく、「継続をすることは毎日変わり映えのない地味なことをコツコツやっていって、それが積み重なることで、後々に大きな結果として現れてくる」

というようなことを、有名な人や何かを成し遂げた人が語っているのを耳にします。

急がば回れ、石の上にも三年、虎視眈々のような、地道にコツコツと継続していくことの大切さを説いている言葉は多く存在し、私たちの中でも継続することは何かを達成する上で大切なことだという認識は少なからず存在していると思います。

しかし、こうした話はシンプルではあるものの、いざ実行するとなると毎日続けることがどれだけ難しいことか、ということが身に染みて伝わり、道途中で大体の人が挫折していく、というのが何事においてもよくあるパターンなのかな、と思います。

確かに継続するというのは一見地味に思えますし、面白みもなく大変なことのように思えますが、私はこのコツコツ続けるという言葉の意味を誤解している人が多い故に継続することへのハードルが高くなってしまってるのではないかなと思います。

継続することは同じことを続けることではない

今日一番伝えたいのはこの見出しの通りです。

「変わり映えのないこと・同じことを、ただひたすらにコツコツ続けることが継続だ」と思っている人が多いかもしれませんが、私はそうは思いません。

私はそうではなく、一つの目標に向かい続けることが継続であると思います。

つまり、勉強で言えば試験に合格するために工夫して勉強し続けることが継続であり、同じ勉強方法でただ勉強し続けることというのは継続ではないと思います。

例えばですが、英単語を覚えるために、単語帳を何周も何周もボロボロになるまで読み込みました、という話を聞いて、単純な勉強方法故に真似もしやすいと思って、自分も何周も読み込んでやろうと思った人はいないでしょうか?

仮にこの勉強方法が続けられたとすれば、同じように単語を覚えることは可能かもしれません。しかし、何も考えずにただ何周もすれば単語がいつか覚えられると思って読み込んでいる人では、恐らく続きませんし、続いたとしても同じだけの単語量を覚えるまでにかかる時間は長くなるのではないかと思います。

なぜそのように考えるかというと、ただ何周も単語帳を読み込むだけの勉強方法の中に自分の思考がないからです。

継続できる人には同じことも実は違って見えている

継続できる人・できない人の違いはなんなのか、と考えた時に、向き不向きや性格の違いといったことはあまり関係ないと私は考えます。

継続できたり、できなかったりする理由は、そのことにどれだけ興味を持って接しているのか、言い換えればどれだけそのことに真剣に向き合っているのか、ということに尽きると思います。

単語の暗記の話に戻りますが、同じ単語帳を何周もやって単語を覚えたといっている人は、同じ単語帳を使ってボロボロになるまで読み込む間にも、いろんな読み方、覚え方を試したり、一つの単語を覚えるにしても、何かと関連づけるなど、「単語を覚える」という行為を様々な方法で行なっているのではないかなと思います。

しかし、「一周目はこれを意識して、そしたら二周目にはこういうことを思い始めて…」と言った風に事細かに覚えた手順を記憶していて、かつ説明している人というのはほぼ皆無で、「自分はこの単語帳が擦り切れるまで何周も読みました」という人が大半のため、そのシンプルな勉強方法故に真似しやすいと思い、ただひたすらに単語帳を読むことで単語を覚えようとして続けられない人が多いのではないかと思います。

これは何事においてもある程度共通していると思っていて、何かに成功した人が成功した方法を紹介している時に、表面的な方法は説明されていますが、なんでその方法に至ったのかという経緯や、どういう課題感を抱えていて、どうやって克服したのか、というような意図の部分が欠落していることが多いです。

そして、その情報のシンプルさを参考にして、自分も同じようにやってみよう、と真似してみて、最初こそある程度の成果が出て面白くなるけれど、その先も同じ方法を続けて成果が見えにくくなった時に、続けられなくなり飽きていってしまうというのが、継続が続けられない多くの典型例ではないでしょうか。

最初のとっかかりこそ、何かを参考に真似してみることは良いことだと思いますが、自分には何が足りないのか、どうすれば目標に近づけるのか、ということを考えて、ただ同じ方法を続けるだけではなく、目標に近づくための手法は自分の立ち位置に応じて変化させていく、つまり興味を持って更に深いところへと向かっていけないと、継続することは難しいのではないかと思います。

好きこそものの上手なれとは言いますが、更に言えば、そうした何かを続けて成功したように見える人は、継続することを意識的に続けていたというよりかは、好きでもっと上手になりたくて取り組んだ結果として、自然と継続されていたという方が正しく、継続しなくてはと思って継続することを頑張っている人というのは少ないのではないかと思います。

まとめ

というわけで、継続できない理由についての私の最近の考えを書いてきましたが、要は「同じように見えることでも、自分で考え変化を加えて前進していくのを楽しむ」ことが継続するための方法なのかなと思います。そうして、自分自らが能動的に行動していくことで、面白くなり、気がついたら継続できてしまっていた、というような状態を作り出すことが、継続するための一番の近道であるように思います。

これからも、勉強や発信を続けていく上で、今回のように私自身も幾度となく「継続」について考えさせられる機会が出てくると思います。その度に考え方は変わっていくかもしれませんが、何か心境に変化があればまた記事にしていこうと思います。

しばらくブログの更新等が止まっていましたが、また更新していけるよう、自分で考えながら一歩ずつ前進していこうと思います。松本も色々言ってるわりに所詮はこの程度と思っていただき、一緒に切磋琢磨しあいながら、みなさんと勉強していただければと思います。

それでは本日はこの辺で!

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