お久しぶりです。更新が滞りがちな松本です。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
私はDELE B2を受験することを決めたので、そちらの準備に取り掛かり始めたところです。
昨年の7月に現状の確認のために受験して以来の受験となりますが、今回は合格すべく真剣に取り組んでいこうと思います。
私が受験する日程はこちら
11月に開催される試験に挑戦しようと思います。
そして今回はただその決意表明をするだけでは面白くないと思うので、私がこれまで調べた情報や実際に受験して体験した経験を元にどうやって対策をしていこうかということをお話ししていこうと思います。
1. 力を入れるべきパート
それではまず初めに、DELE B2を受験するにあたって私が考える基本的な方針をお伝えしようと思います。その方針とは、
比較的点数が伸びやすそうなところに力を入れる
ということです。結局どの問題も解けないと合格できないので、極端に振り切るようなことはしませんが、1つの試験の中でも点数が伸ばしやすそうなパートとそうでないパートというのが存在します。
なので、私はその点数を伸ばしやすそうなパートにより力を入れて勉強していこうと考えています。
そして、その気になる点数の伸ばしやすそうなパートというのはずばり
ライティングとスピーキングです。
ごりごりのアウトプット系の二つですね。勉強のやりやすさからリーディングやリスニングに時間を使いがちかと思いますが、そうではなく、残りの2つが色々見聞きした中では点数がとりやすいと思っています。
では、なぜその2つのパートの方が点数が取りやすそうか、ということを説明していきます。
1.ラインティング
まずライティングに関してですが、これは色々伝えるよりも私の前回の点数をお見せした方がわかりやすいと思います。
この結果を見ていただくと一目瞭然のように、ライティングに関しては16点取ることができています。
(結果は無惨ですが…)
各パートで15点ずつ取ることができれば合格なので、ライティングに関してはその点数を上回っているということになります。
ただ偶然点数が他より高かったから、それが点数が取りやすいと思っているわけではなく、ちゃんと取りやすいと思う根拠があります。
それはライティングは、自分が知っている知識を使って解答すればいいからです。
リーディングでは、ひたすらに色んな種類の文章を読み解答していくため、当然その中には自分の知らない単語もたくさん出てきますし、そうした知らない単語が正しい解答を選択するためのキーワードになっていることが少なくありません。なので、何と言っても圧倒的に語彙量が必要ですし、精読したり、時間内に解き切るために読むスピードも大事になってきます。
一方でライティングは、質問文こそ理解できる必要がありますが、誰かにビジネス文章?を書いたり、自分の意見を述べたりするので、知らない単語は使わずに、できるだけ簡単な意見を展開して、文法に気を付けていけば、私が前回取得できたくらいの点数は取得できると思います。(前回はライティングに関してはぶっつけ本番でした。)
聞かれていることに答える必要はありますが、自分の意見の正しさや根拠などが怪しくても減点になることはないので、与えられた文章を引用したり、それと似たことを書いていけば、ある程度の点数は見込めるはずです。
2.スピーキング
次にスピーキングが点数を取りやすいと考える理由をお伝えしていこうと思います。
おそらくスピーキングはどの語学学習者をも怖がらせるパートではないかと思います。声に出して、誰かと直にコミュニケーションを取るというのは、他のどのパートにもない独特の怖さがありますよね。
ただDELE B2に関してはリスニングの方が圧倒的に怖いと私は感じています。
スピーキングが苦手だから、リスニングで点数を取るんだ、と思ってらっしゃる方もいるかと思いますが、レベル的にリスニングの方が遥かに高いのではないかと思います。
それは、リスニングパートは色んな国のスペイン語が混じっていたり、単純に話す速度も速いので、ただ聞き取って理解するだけでも至難の技なのにも関わらず、問題によっては解答を全て把握して聴きながら解答していかなくてはいけなかったりと、純粋にリスニングできるだけでは点数が取れないのがDELEのリスニングです。
DELE B1の時点でリスニングに関してはかなり苦戦していたので、スペイン語圏の友達や留学経験がありDELE B2も取得している人にも問題を聞かせてみましたが1度でははっきり理解できなかった程なので、DELE B2はそれよりも難しいと考えれば難易度がどれくらい高いか、ということが容易に想像できます。
一方、スピーキングに関しては、先ほど掲載した結果から点数こそリスニングと変わりありませんでしたが、実際に受験してみた感想として、練習して事前に特定の型を用意していけば、ある程度乗り切ることができるのではないかと思います。
というのも、スピーキングでは自分が解答に使いたい絵や問題を事前に選ばせてもらえるので、パッと見て自分にとって知ってる単語が多そうなものであったり、意見を述べやすそうなものを選択すれば、あとは事前に慣れておく型に則って話を進めていけば沈黙してしまうようなこともないのではないかと思います。
また、緊張で止まってしまっても、試験管は威圧的な態度をとってくることはありませんし、しっかり落ち着いて発言していれば、それはちゃんと評価してもらえると思います。
なので、一見するとリスニングよりもスピーキングの方がハードルが高そうに見えますが、おそらく練習して点数が取りやすいであろうパートはスピーキングだと考えています。
ラインティングにも共通して言えることですが、解答の正解・不正解が白黒はっきりしていないところも点数が伸びやすい要因なのではないかと思います。
2.過度な期待はしないけど、最低限の準備はする
先ほどまでで、力を入れて対策すべきはライティングとスピーキングだということをお話ししましたが、では残りのリーディングとリスニングを無対策で挑もうと思っているかというとそうではありません。得点源になるほどの期待を持って対策することはないけれど、その中でも点数が取れそうなところはしっかりと確保していく、というイメージで対策を進めていこうと思っているので、具体的にどういうところに力を使っていこうかお伝えしていきます。
1.リーディング
まずリーディングに関してですが、いくつかある問題の最後にある単語の穴埋め問題がリーディングパートでは一番注力すべきだと思います。
他のリーディングの問題では、文章の内容を理解していないと正解が選べないので、語彙量が求められますが、単語穴埋めの問題に関しては、語彙量が必要でないわけではないですが、どちらかといえば文章の前後から時制を理解してそれに合う動詞の活用形を選択したり、文章の繋ぎとなる副詞を選択することが多いので、極端な話文章全体を理解できている必要というのがありません。
さらに問題数も穴埋めだけで、13問あります。リーディング全体が36問で構成されているので、約3分の1だと考えれば、相当大きな割合を占めているとお分かり頂けるのではないでしょうか。
なので、リーディングの点数を安定させるためにも私は単語穴埋め問題でしっかり点数を取れるように練習していこうと考えています。
2.リスニング
そして、最後はリスニングですが、リスニングに関しては先ほどもお話ししたように、レベルがかなり高く、正直どの問題が点数を取りやすい、みたいなものもなく、どの問題も難しいのではないかと思います。
なので、対策といった対策ではないですが、全問正解しようとか欲張った考えをもつのではなく、これが正解だと自信を持って解答できる問題を一つでも多くしていくことを意識していこうと思っています。
ただ意識を持つだけで点数が伸びたら苦労ないので、ちゃんと準備もしていく予定ですが、今の所私が英語を勉強した時に一番効果を感じたディクテーションを使ってリスニング能力を向上させていこうと思っています。
3.まとめ
以上のようにDELE B2の対策を行っていこうと考えているのが現状ですが、いかがでしたでしょうか?
私と同じようにDELE B2の受験を考えられてる方の参考になれば幸いです。
これからの期間は色々試しながらスペイン語の勉強をしていこうと考えているので、
個別具体的な勉強方法などは、また別の記事にて紹介していこうと思います。
残り3ヶ月程、というと割と時間はありそうですが、適当にできる時間もそうないと思うので、
残された時間を計画的に使っていこうと思います。
それでは今回はこの辺で!
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