こんにちは、DELE B2受験に向け絶賛勉強中の松本です。
DELE B2の勉強をしていて、B1を受験していた時にどんな勉強をしてたっけ、と振り返ることがあり、
今の勉強に活かしたい+DELE B1の受験を考えている人の参考になるように情報を共有しておきたい、
ということで、今回は私がDELE B1を受験した時にどれくらい勉強していたのか、どのように勉強していたのか、ということをお伝えして行こうと思います。
これからDELE B1の受験を考えてらっしゃる方はぜひ参考にしていただければと思います。
1.使った勉強時間について
まずは、何はともあれ本当に合格したのか?ということがわからないとこの記事を参考にして良いか
わからないと思うので、私の点数をお見せしようと思います。
ご覧頂いてわかるように、Grupo2に関しては合格点ぎりぎりですし、スピーキングで何か忖度が入ってるのではと自分でも思うくらいの点数でした。
ただ合格は何点であろうと合格なので、これくらい勉強すれば、まあこれくらいの点数は取れるようになるのだろうな、くらいの参考にして頂ければと思います。
それでは私が試験対策のために使った勉強時間についてお話しして行こうと思いますが、
きっちりと時間を測っていたわけではないので、大体の目安をお伝えします。
DELE B2の受験のための勉強期間は試験前から約3ヶ月ほどの間勉強していました。
日によって勉強時間に差はありますが、平日1時間、休日に3時間ずつくらい勉強したと考えると
約13週で1週間の勉強時間が11時間なので、143時間くらいということになります。
私はDELE A2に受かってから受験したので、ある程度の基礎は理解している状態でDELE B1の受験を目指していたので、そのくらいのレベルで150時間ほど勉強すれば、合格できるか否かのラインくらいにまでは持っていけると思って頂ければ良いのではないかと思います。
より確実に合格したいという場合であれば200時間くらいの勉強時間を目安に勉強すると良いかと思います。
一つ注意して頂きたいのは、決まった時間を勉強すれば合格できる、必ず力がつく、というものではないので、勉強時間を150時間超すことが目的になってしまわないようにする、ということです。
2.勉強方法について
それでは、お次は1でお伝えした勉強時間で私がどのような勉強をしていたのか、ということをお伝えしていきましょう。
私が受験するにあたり勉強していた内容は主に3つあります。それは
・単語
・リーディング
・リスニング
です。
ではライティングとスピーキングはどうしたのか?ということですが、試験形式こそ流石に確認はしましたが、模試や練習問題等は一切解かずに挑みました。
その結果、ライティングでは時間が足りなくなり(下書きを書き写す時間が予想以上にかかりました)最後まで文章を完成させることはできず、最後は殴り書きしたような字になったので、採点されるのかも怪しいような状態でしたし、スピーキングに関しても、栄養(alimentacion)が大切だと思うか?という質問に対して、健康が大切かと聞かれていると勘違いして、最近はレンジでチンした食べ物しか食べておらず、運動もしていない、みたいな聞かれていることに対してははっきり答えていない返答をしていました。
それでも、点数を見て頂ければわかって頂けるように、ライティングに関しては6割以上は点数が取れていますし、スピーキングに至ってはGrupo2が合格点に届くためにかなり貢献してくれいています。(スピーキングに関しては、レンジでチンしてばっかりと冗談っぽく言った時に試験管が笑っていたので、それで空気が和んで自分が思ったより良い感じにコミュニケーションが取れていたのかもしれません。)
というように、ライティングとスピーキングには大した時間は使わずに、上述の3つに集中して勉強していました。
1.単語
外国語の勉強をする際に、何よりもまず私が大事だと思っているのが単語です。単語がわかっているだけでも、文章や相手が何を言っているのかを理解する手がかりになることが多いため、とりあえず単語を知っているということが非常に大切だと思っています。
なので、DELE B1の対策でも単語の勉強に半分くらいは時間を使っていたと思います。
ただ、それだけの時間を使いたくて使っていたというよりは、一番手軽に取り組めたというのと、リーディングやリスニングの練習をするのを後回しにしてしまっていたというのが大きく、そこまで時間を使う必要もなかったかな、と今振り返ってみると感じます。
使っていた教材は、こちら。
とても都合のいいことに、DELE B1に関しては、そのレベル用の単語帳が出版されています。
なので、見つけるなり即購入して、この単語帳をひたすらに何周もする勉強方法で単語を覚えていました。
覚えるのにも色んな方法を試していましたが、具体的な勉強方法はまた別の機会にお話ししようと思います。
2.リーディング
次に時間を使っていたのはリーディングです。やはり四技能の中でなら一番できそうな気がしていましたし、文章さえ読めばいいので取り組むまでのハードルも比較的低かったため、時間を使っていました。ここまで読んで、お分かり頂けたかと思いますが、DELE B1を受験した際は、自分に何が必要な勉強かというよりかは、何かとりあえずスペイン語勉強するには何を勉強しようか、という観点で勉強するものを決めていました。
なので、当然その結果得られた効果というのは少なかったように思いますし、もっとやりようがあったかなと感じています。この反省を活かした勉強・対策というのは今後実践していく予定です。
とはいえ、何を使ってリーディングの対策をしていたか、というと、私はこちらの参考書を使っていました。
DELEの受験を考えて参考書を探したことがある方なら誰もが一度は目にしたことがある参考書を使いました。というのも、ほとんどの人がこの参考書を使っているにも関わらず、私はDELE A2の受験には別の模試本を利用しており、かつその模試本はA2までしかなかったので、何か新しい教材を探す必要があったからです。
多くの人が使っているなら間違いはないか、という気持ちでこちらの模試本を使ってみることにしました。
どのような勉強方法だったかというと、至って単純で、
一回自分の力だけで解いてみる、答え合わせをした後は、
わからなかった単語を一つずつ確認して文章の内容を全部理解できるようにする、
そしてもう一回答えと一緒に確認しながら解いてみる。
という風に問題を解いていました。
8回分の練習問題がついているので、全部ちゃんと解いて見直しもすれば
十分すぎるくらいの練習になると思いますが、私は後回しにして単語ばかりやっていたので
時間が足りなくなり、結局ちゃんと見直しまでできたのは3回分くらいだったと思います。
3.リスニング
最後はリスニングですが、リスニングに関してもリーディングと同じ教材を用いて勉強していました。
しかし、先ほどの教材のリスニング問題はオーディオが繰り返されなかったり、試験本番ではあるはずの問題との間の待ち時間がないなど、本番の形式には則していない部分が多く、本番を想定した練習をするのにはかなり不向きな教材でした。
それもあってか、リスニングの勉強が捗らず、結局3回分くらいの問題を解いた程度で時間切れとなり本番を迎えることになりました。
結果は点数を見て頂ければわかるように、4つのセクションの中で最低点である11点台を叩き出してしまいました。本番当日でも、問題を解きながら何の話をされてるんだろう?と確信を持って答えを選べた問題がほとんどなかったので、実力通りの結果という感じです。
DELE B1のリスニングに関しては、ネイティブやスペイン語圏での留学経験を持つ友人でもうまく聞き取れずに答えがわからない、と言われるくらいのレベルだったので、完全に捨てるわけではありませんが、あまり時間をかけすぎずに最低限の時間を使って問題に慣れておこうくらいの気持ちで臨んだ方がいいのかもしれません。
3.まとめ
以上、私がDELE B1を受験した時に使った勉強時間と勉強方法についてお話ししてきました。
今振り返ってみると、ぎりぎり合格しただけあって、万全の対策をしたとは到底言えないような準備しかしていなかったと自分でも書き出してみて思いました。
運が良かったというのもあるかもしれませんが、そんなに根を詰めて勉強しなくても、
合格ラインくらいまでは割と簡単に到達できるんだな、くらいに感じて頂ければ幸いです。
(多分合格する気しかしない、と言うような自信満々な状態になれるにはDELE B2でも合格できるくらいの相当な時間が必要になると思います)
教材の細かい解説や、具体的な勉強方法についてはまた機会があれば更新していこうと思いますので
スペイン語を勉強してらっしゃる方、DELE B1の受験を考えてらっしゃる方は
ぜひ一緒に高め合っていければなと思います!
それでは本日はこの辺で!
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